田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和43(1968)年3月 直方機関区
車歴は↓こちら。
D50245 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!
D50は九州が最後まで活躍していた場所です。
蝶番のアームが短いだけで、ちょっとは近代的な顔立ちに見えます。おまけにパイプ煙突だし。
除煙板のランボードへの設置の仕方が独特です。アールからフロントデッキにかけては除煙板が上に乗っかる形なのに、ランボードでは縁にへばりつく格好です。他の機関車はどうなんだろうと思って見てみると、追分区の308号機や若松区の318号機も同様の取り付け方でした。多くは全部乗っかるか、もしくは全部縁にへばりつくか、ですね。
この当時、直方機関区にはD50の他にD51、D60、9600といった貨物機が配置され、筑豊地区の貨物列車に充当されました。C11も数輌おりましたが、構内の入換用だったのでしょう。国鉄分割民営化の1年前に車輛配置はなくなり、乗務員区として存続しましたが、それまではDD51やDE10を40輌以上も擁す、大きな機関区でした。JR化後はJR貨物に継承されたものの、平成7(1995)年に廃止されました。