ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D50 277

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20220307080341j:plain

昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

車歴は↓こちら。

D50277 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!

前回の記事の滝川区の276号機と同じ日に捉えた、岩見沢区の277号機です。こちらはフロントデッキの手摺を撤去し、除煙板前端に手摺を設置しています。除煙板の点検口が、何とも高い位置にあります。1枚分、高さを間違えたように見えます(笑)。

煙室扉にはお馴染みのエクボのような突起が。(エクボはへこんでますけど。)

ランボード上には給油装置とかなり大き目な清缶剤送入装置が載っています。

汽笛は砂箱ドーム付近に設置されていますが、もともとは安全弁の後方にありました。どういう理由で位置を変更したのかは不明ですが、何号機から変更になったのかも不明で、些細なことながらもなんかモヤモヤします。ボーという、お腹に響く汽笛の音ですが、これは5階音の重厚な音で、ピョーというのが古い形式で使われていた三階音。耳馴染みのある5階音はC52で初めて採用されたもので、以降、従来の8620・9600・C51も順次5階音に交換されますが、交換されずにそのまま3階音を維持した機関車(JR九州の58654)も少なくありません。

このナンバーからは29976という旧形式は付番されず、最初からD50形式の277号機として落成しました。