ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D50 335

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昭和42(1967)年8月5日 岩見沢機関区

車歴は↓こちら。

D50335 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!

回転火の粉止めが載ったパイプ煙突が、煙室に突き刺さっている。付け根にアールがないので、そんな風に見えます。

初期設計では安全弁の後方にあった汽笛が、後の設計変更により蒸気溜めドーム横に位置が変わりました。ただし例外はあるもので、後期のグループの中にも初期設計の位置で製造されたり移設されたものがおりました。

ナンバープレートは、形式と機番との間にスペースがなく、ちょっと窮屈そうです。

炭水車は12-17形で、背面の前照灯LP42は、後ろに連結されたD51のLP403と比べると、奥行きの違いが明らかです。積み上げた石炭は文字通り山盛りになっており、車両限界をオーバーしているんじゃないかと思うほどです。

キャブ内に居る乗務員と比べると機関車の大きさの程が分かります。しかしアメリカにはマレー式(厳密には使用する蒸気に違いはあるものの見た目の上での話)のビッグボーイなどのように全長40mなどという化け物機関車が幾つか存在し、国土の広さの違いから生ずる車輛規模の違いというのはいかんともしがたいです。(因みにEH500の全長は25m。)