SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和43(1968)年12月25日 追分機関区
昭和43(1968)年12月28日 常紋信号場
車歴は↓こちら。
D517 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!
回転式火の粉止めがないせいか、何かすっきり顔に見えます・・・と思ってよくよく見ると、煙室扉回りの手摺が変形コの字のものがちょぼっとあるだけ。また補助灯は後部標識灯っぽいもので、いかにも北見のC58と同様の風貌・・・と思ってまたまたよく見てみると、フロントデッキのコの字形手摺が左右2カ所あり、スノープラウは2段折れで「架線注意」札も無いし、こりゃ完璧の北見仕様です。
連結器が灰色なのはどうしたことでしょう。
ドームの天井にはコの字型の手摺が1本追加されています。
砂箱のドームカバーは撤去しており、外観よりも現場作業のやりやすさを優先した無骨な姿は、いかにも北海道機らしいと云えるでしょうか。
この当時の常紋信号場では乗客扱いを行っており、多くの蒸機ファンがここで乗り降りしました。私は行ってませんが。撮影したのは常紋トンネルの前辺りでしょうか。クロッシングポイント辺りは今は防雪用のドームで覆われています。機関車左側には小さなホームが見えます。通過列車のタブレット授受に使われていたのでしょう。左の線路はトンネル脇へ向かう行き止まりの引き上げ線で、右側の線路が本線で常紋トンネルに突入しています。