ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 36

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和47(1972)年5月23日 酒田機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D5136

煙室扉ハンドルは十字タイプ。除煙板の点検口は高さがあります。

煙突後方のカバー切り欠きは、35号機とは異なり控えめです。

この機関車も炭水車には大型の重油タンクが載っています。1500リッターだそうですが、3000リッターとの区別がつきません。前も後ろもLP403なので迫力に弾みがつきます。増炭枠がないので、山盛りになった石炭がこぼれ落ちそうです。こぼれた石炭は沿線住民が拾って、燃料にでも使ったでしょうか。そういえば子供の頃には「石炭飴」をよく舐めていました。入換手の姿から、ステップや手摺がどう使われていたのか窺い知ることが出来ます。鋭い眼光が印象的です。

ところで、炭水車の台車がどうも違うように見えるのですが、気のせいでしょうか。枕バネはなく三角形状の板ばねが見える板台枠のように見えます。勿論、他の写真を見ると通常の鋳鋼製台車なのですが。う~ん、もっと横気味の写真が見たい!