ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 146

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像の転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月17日 鷲別機関区

 

昭和49(1974)年1月4日 栗山~栗丘

 

昭和49(1974)年9月8日 岩見沢第一機関区

 

昭和50(1975)年3月7日 追分駅

 

昭和50(1975)年3月9日 室蘭本線

 

昭和50(1975)年12月14日 岩見沢第一機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51146

新製時から北海道の配置だったのに、キャブが密閉化されていません。

車歴表には重油併燃装置を取り付け、1500リッターの重油タンクを取付とあるので、炭水車に載せていたのでしょう。

煙室扉の下(?)にはもう一枚、一回り大きい鋼板が見えます。しかも、上半分と下半分とではみだし量が異なります。このように下板がはみ出ている機関車は他にもありますが、146号機はちょっとはみだし過ぎです。

心無しか、補助灯は僅かに上向きになっています。

一番下の画像は、最終運用を終えた姿のようですが、向かって右側の尻棒付近でスカートには裂け目が入っています。何があったのでしょうね。

 

静岡の駿府公園で保存されていた時に会ったことがありますが、とても丁寧に手入れされており、その美しい姿に驚いたものです。その後、紆余曲折があって解体の危機に晒されたこともありますが、今は真岡鐡道が引き取り、圧縮空気により運転が可能というのですから嬉しくもありがたい限りです。