ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 189

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月5日 岩見沢第一機関区

 

昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

 

昭和43(1968)年9月1日 小樽築港機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51189

「大宮工場」の製造銘板が燦然と輝いて・・・いないのが北海道機の特徴。トホホ。

シールドビームはないけれども、電池式の補助灯をナンバープレートの上方に引っ提げています。除煙板は切り詰めされていませんが、点検口は開口済み。

ナンバープレートの数字の配列にちょっと締まりがありません。

ドーム前にある、背の高いホチキス針状の手摺はあまり見かけない形状です。

キャブ屋根の雨樋からの縦排水管兼手摺が、何ともクネクネ折れています。タブレットキャッチャーとの干渉を避けるための措置でしょうから、おそらく北海道に来てから改造されたものでしょう。

モーションプレートの先端部の開口は二つの丸です。187号機がナス形だったのに、これはどういうことでしょう。

ランボード上に清缶剤送入装置が載っていないので、キャブ前がスッキリしています。

地元で用途不要となり北海道へ飛ばされ、その北海道でも僅か5年と少しで廃車になっており、その運命に悲しいものを感じます。