ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 191

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月1日 直江津駅

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51191

集煙装置と重油タンクを載せ、炭水車の増炭枠は背高で、ドンとこい上り勾配!、とばかりに静かな闘志を燃やしているといった風情を感じます。

ヘッドマークステーらしきものは実際に使ったのでしょうか。

集煙装置は松任式で、鷹取式に似てはいるものの、後方の底部が弧を描く鷹取式に対して松任式は直線的であり、また鷹取式では上部の後端に段ちがあります。

後部標識灯は装着せず。運用上、バック運転をしない場合には許されていたのでしょうかね。

除煙板のフック掛けの孔は、189号機が一個だったに対して、こちらはメジャーな2個。もしかしてこの孔は落成時ではなく、後で開けたものなのかも。実際、西尾克三郎氏や牧野俊介氏が撮影した戦前の写真を見ると、除煙板に孔がないものの方が多数派です。

 

夕べ、江別の鐵様から電話があり「今月の鉄道ピクトリアルはD51特集だよ~ん」との一報が。最初は、古本になって価格が下がってから購入しようとケチなことを考えましたが、電話を切ってから、逆にプレミアがついて高額になっちゃうかもと心配になり、慌ててアマゾンでポチってしまいました。最近、鉄道図書刊行会から出版されている形式別特集本は、やたら高額で売られていますしね。