ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 210

河村義明様と田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年2月1日 名古屋駅

 

昭和43(1968)年3月 不明

 

昭和43(1968)年6月10日 稲沢第一機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51210

東海道新幹線0系をバックに名古屋駅を通過する210号機。今では考えられない光景が当時は日常だったんですね。東海道本線に蒸機列車が走ること自体、大昔の出来事だったような気がします。キャブの中ではカーテンのようなものが舞い上がっています。

200番台には国鉄製が多く、200~264号機が八つの工場で製造されています。

ところでこの機関車も炭水車は鋳鋼製の台車を履いています。200番台に入ってから立て続けのことなので何か変だなと思い「国鉄蒸機の装備とその表情(下)」(ネコパブリッシング)を見てみたら、標準形の中で86~96号機、101~106号機、199~211号機は8-20A形式とのことでした。標準形は板台枠台車と決めつけていた自分の浅い知識が恥ずかしい限りです。なので、板台枠台車を履く8-20B形式を引いている今の200号機がイレギュラということになります。