ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 293

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月17日 追分駅

 

昭和42(1967)年8月17日 鷲別機関区

 

昭和47(1972)年6月18日 鷲別←幌別

 

昭和47(1972)年6月18日 鷲別機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51293

ギースル機です。ギースル機は追分区に多く配置されていました。追分~室蘭間は平坦区間が多いのですが、1000トンを超える運炭列車を単機で牽引するための採用だったそうです。ギースルにより燃焼効率を上げることができ、それにより石炭消費量を低減でき、また火の粉の飛散もある程度抑えられたようです。だから回転火の粉止めなんて装着していないのでしょうね。採用はD51形式34輌に留まりましたが、もっと早い時期に採用されていれば、ギースルC62が急行「ニセコ」を引いていたかもしれませんね。すっげー不細工で滑稽な姿な気はしますけど。

キャブの密閉化は未施工ですが、施工するしないの基準は何だったのでしょうね。

除煙板にはバイパス弁の点検口が設けられています。晩年には293号機に限らず蓋が撤去されるケースが目立ちました。開けたり閉めたりが面倒臭かったのでしょうかね。そもそも蓋って必要だったのでしょうか。

 

先日、VHSのテープをDVD化する必要があり、S-VHSのデッキをメルカリで購入しました。送料込みで6,800円。外観はともかく、リモコンもありませんが、正常に動作しお得な買い物でした。ヤフオクでも大量に出品されており、価格もまちまちで、当時の高級機種で整備済のものなど10万円を超えるものもあります。そんなの誰が買うねんと思いますが、欲しい人なら手を出しちゃうのでしょうかね。ヤフオクでは当時の高級機の動作品などは、送料も含めると1万円を超えるものばかりで、今回使った後は当面、使用する当てもないので、極力低価格品をということでメルカリも漁ったわけですが、いい買い物ができました。因みにVHSを再生するのにS-VHS機を選定した理由ですが、S-VHS機の方が造りがしっかりしていて再生画質がいいからです。

今時の若い世代の人たちは、ビデオテープやカセットテープなどは見たこともないのでしょうね。「貞子」も進化するわけだ。因みにデータ保存のためにLTOという磁気テープが今でも使われています。家庭用の磁気テープやHDD、光ディスクとは比較にならないくらい安定性・耐久性が保障された長寿命だそうで、その分、LTOテープも書き込み・読み込み用のドライブもめっちゃ高価で、一般人が気軽に手を出せる代物ではないようです。世代が違うと記録はもとより再生もできないようですし、箪笥の中にひしめいている何十台ものHDDを見ると、なんか安価で安心な保存方法はないものかと溜息が出てしまいます。あ、クラウドは駄目ね。