SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和43(1968)年12月29日 上川駅
車歴は↓こちら。
308号機同様、北海道生え抜きの機関車です。
補助灯には後部標識灯のような小型の灯具を使用しています。北見区や遠軽区の機関車でよく見られました。
フロントのステップが両側ともイレギュラーです。向かって左側は前端梁に取り付けられ、右側は梯子状の形状になっています。旭川区の機関車に通じるものがあります。
増設されたコの字型の手摺は向かって右側にだけありますが、北見区・遠軽区の多くの機関車は両側に設置されています。
正面は何となく濃淡のムラがあるように見えますが、これはフィルムがビネガーシンドロームによって、汗をかいたようになっているためです。左側はスリーブ端で、そこそこ硬くカールしているのですが、その歪み部分はトリミングしています。
先日、SAMPUKU爺様からざっと500枚以上のネガが送られてきました。高校生だった頃のSAMPUKU爺様は、全国のSLファンとネガの交換を熱心に行っており、その時に収集したもので、一コマ一コマをマウントに挟んでおり、マウントには撮影日と撮影場所も明記されています。幸いにも、これらはビネガーは発症していません。すでに誰が撮影したものなのかは全く不明です。当然、SAMPUKU爺様が撮影していない機関車ばかりなので、このブログで紹介しようかどうしようか迷っている所です。SAMPUKU爺様が出会えなかったC59やD62なんかもありますしね。迷う前にさっさとスキャンすれば、と、江別の鐵様がせっついてきそうな今日この頃です。