ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 334

田中 泰三様と撮り人不明様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年9月20日 鳥取機関区

 

昭和43(1968)年10月3日 福知山機関区

 

撮影日不明 福知山機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51334

鷹取式集煙装置と重油タンクを装備した、いかついスタイル。福知山区のD51は、山陰本線梅小路鳥取間と舞鶴線の綾部~東舞鶴間で運用されていた模様。

キャブ前窓の庇は、若干うつむき加減で前方に長く伸びたタイプです。

除煙板の点検口の蓋には、珍しくも開口状態に固定する金具が取り付けられています。ほとんどの機関車では、蓋は横開きなので、固定金具は必要ありません。なお322号機も上端蝶番の上下開閉式ですが、固定金具は取付跡が残っているだけで、また327号機も上下開閉式に見えますが、よく分からない構造です。

ボイラーとランボードの接触部のカバーが残されており、また前端梁に掛けられた後部標識灯の位置は概ね原設計のままのようです。ですが、担いバネカバー前面にはしっかり灯具掛けが用意されています。

砂撒き管は、後部2本が後ろへ伸びるタイプは珍しいかも。日立製D51では砂撒き管の形状が統一されていない印象です。

先輪はディスクタイプに交換されています。

スノープラウの形状に特徴がありますね。