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昭和44(1969)年 場所不明
車歴は↓こちら。
http://d51498.com/db/D51/D51342
342号機は岩見沢第一機関区の所属なので、岩見沢第一機関区で撮影したものかもしれません。といっても、構図から考えて、駅のホームから撮影したものでしょう。架線柱やらスポートが機関車の邪魔をしていますが、模型屋さんにしてみれば、こうした設備こそがレイアウトに命を与える重要なストラクチャでしょう。
この頃の回転式火の粉止めには、まだお皿を使用していたようです。
第三動輪付近のランボード上に大きな箱が載っていますが、清缶剤送入装置でしょう。北海道では比較的キレイな水が入手できるということもあって、後にこの装置はことごとく撤去されます。機関助士にしてみれば、視界を遮っていたものが消えて、あ~スッキリといったところでしょうか。
炭水車背面の左側ステップが、何だか外側に反っているように見えます。
この翌年に廃車となりますが、たとえスナップであっても手間を惜しまず撮影しておけば、後に貴重な記録となって後世に残るというものです。