ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 361

SAMPUKU爺様と江別の鐵様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年3月17日 直方機関区

 

撮影日不明 追分機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51361

最後の1年少しを北海道で過ごした、九州からやってきた機関車です。余剰となった、しかしまだ検査まで余裕のある機関車を、検査切れが迫る機関車から置き換える、いわゆる「全国操配」によって異動されたものでしょうか。わずか1年と少しという期間ながら、密閉キャブ化こそ施工されていませんが、しっかり北海道機の姿になっています。「全国操配」に関しては「鉄道ダイヤ情報 2022年10月号」に記事が掲載されているので、興味のある方はどうぞ。

九州時代の名残はないだろうかと探してみましたが、ドーム前の手摺が、背の低いコの字タイプのものであること、それと「架線注意」札がナンバープレートのすぐ上にあることくらいしか見つけられません。

炭水車背面については、北海道では見られない埋め込まれた後部標識灯や漏水管、そして前照灯などがどうなっているのかが気になります。