ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 365

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

 

昭和43(1968)年8月 美唄

 

昭和47(1972)年6月13日 長万部機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51365

車歴表によれば、炭水車を286号機のものと交換したとありますが、286号機の方にはそれに対する記述がなく、交換した理由も不明ですし、そして本当に交換されたのかも疑ってしまいます。前照灯の庇が、右側に転んで見えるのは気のせいでしょうか。

ナンバープレートでは「365」のバランスがイマイチです。

ドーム前の手摺は扇形ではなく、背の低いコの字タイプ。北海道生え抜きの機関車にあっては珍しいのではないでしょうか。

そして生え抜きのくせにキャブは密閉化されていません。函館区時代が長かったせいでしょうか。キャブ側面に書かれた換算票はほとんど消えかかっています。北海道機の手入れの悪さの一端を物語っているようです。ナンバープレートの右斜め下にはニュートンリングが現れています。ネガフィルムをスキャンした時に、スキャナのガラス面とフィルムとが接触していたのでしょう。なかなかこしゃくな現象です。