ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 184

matuno kuraが撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年1月24日 盛岡機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51184

右端には扇形車庫の屋根上に設置された「盛」の字が場所を特定してくれます。

真冬の寒さに、あふれんばかりの蒸気に身を包む184号機。心向き棒が下がり、今にも発車しそうです。情景としては最高ですが、ディテールが見えないので記録性には乏しいです。珍しく前照灯を点灯中。後ろの機関車も点灯してますが、これから重連運用に就くところなのでしょうか。でも、次位の機関車なら前照灯の点灯は、必要ないですよね。

前照灯よりも若干高い位置にある補助灯。なぜにそこまで高くする必要が。

スノープラウはかなり鋭角に折れており、その構造的な関係でしょうか、フロントサイドのステップは両側とも撤去されているように見えます。冬場の青森区や尻内区の機関車で見られた外観的特徴です。向かって右側には、その代わりとなる簡易的な梯子状のステップが設置されています。機関車によっては、ステップを旭川区の機関車のように前端梁に移設したり、或いはスノープラウに踏板を設けるもの(比較的多数派)もあったようです。構造が同じ同一形式なんだから統一すればいいのにと思うのですが。