ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 445

matuno kuraが撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。

昭和41(1966)年10月11日 坂町機関区か

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51445

この後、半年もしないで廃車になってしまいます。しかし既に主連棒は外され、煙突にはカバーが掛けられており、休車状態にあるようです。炭水車には石炭が見えませんし。SLブーム以前ということもあってか、残念ながらネット上に画像は見つかりません。おまけにせっかくの長工式門デフなのに「門鉄デフ物語」(ネコ・パブリッシング刊)に記載されていないナンバーです。門デフは62号機などと同じN-2タイプかと思われます。ただし上部ステーの前側が、コの字型ではない通常のままである点が異なります。後ろ側の垂直ステーが屏風の後端にあればN-1タイプとなるので、N-1タイプとN-2タイプの中間に位置するような形状ということになるでしょうか。(「あいのこ」と書きたいところですが、って書いちゃってるし、どうも差別用語らしいです。)

非公式側のフロントサイドにはステップがなく、その位置には妙な形状のものが取り付けられています。スノープラウの支持金具なのでしょうか。

ドーム横には「架線注意」札が貼られていますが、正面には見当たりません。剥がれ落ちてしまったのでしょうか。

北海道の様な密閉式キャブではありませんが、防雪・防寒用のカーテンが出入り部にかけられており、雪国寒冷地の機関車らしい姿です。