ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 498

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年8月1日 新津機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51498

昭和末期のJR化後に復活し、その後、JR東日本の蒸機として多くのファンから熱い視線を浴び続けてきた498号機です。因みに左隣の667号機は僚機で、右の1002号機は坂町機関区の所属機です。で、それを確認しようと「鉄道ジャーナル 1968年2月号」に掲載されている配置表(1967年10月1日現在)を見てみると、1002号機はなく1001号機が記されています。でも1001号機は直江津機関区にもあるんですよね。単純なミスプリントなのでしょうけれど、その後の号ではその訂正記事が見当たらないのが残念です。活字には絶対的な信頼を置きがちですが、所詮人間のすること。一次資料以外のものは、引用されているうちに、伝言ゲームのように事実とは異なるものに変容する危険性を孕んでいるということを肝に銘じなくてはいけませんね。因みにこの「鉄道ジャーナル」は創刊6号。当時、発行所は「鉄道ジャーナル社」の前身である「鉄道記録映画社」でした。だから、ビデオ作品も多数制作しているんですね。「鉄道ジャーナル」誌の歴史についてはウィキを読めば分かりますので詳しくは述べませんが、今のスタイルになったのは創刊3号の1967年11月号からになります。581系電車が華々しくデビューした頃で、その号の表紙を飾っています。まるで「鉄道ファン」みたいに。創刊号、創刊2号はたまにヤフオクで見かけることがありますが、かなり高価な出品になっています。

 

先月、ヤフオクで入手した創刊3号

 

498号機の話がどこかへ行ってしまいましたが、今なお現役なので何を述べても今更感があるので、何も語ることはありません。ところで、車両限界のような「型」がぶら下がっていますが、なぜにこんな場所に?