田中 泰三様と”撮り人不明”様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和42(1967)年11月22日 岡山機関区
車歴は↓こちら。
http://d51498.com/db/D51/D51530
鳥取機関区の機関車の運用は、山陰線は豊岡~浜田間に加えて伯備線の米子~岡山間と広範囲なもので、他の機関区の機関車と競合していました。
中央部が開閉できる構造のスノープラウが珍しいです。どういう理由によるものなのでしょうね。
旋回窓は機関士側、機関助士側双方に設置されていますが、機関士側のは窓全体を前方に突出させているのが特徴です。鳥取区のD51によく見られるものです。
後部標識灯は前端梁に取付けるのみ。担いバネ付近に灯具掛けはありません。
砂撒き元栓の前方には突出した円筒状の部品がありますが、これは砂抜き栓で、砂箱の中の砂を抜き取る時に使用します。原設計には無かったものですが、1960年代に入ってから非公式側に取り付けられたようです。しかし本機のように公式側にも取り付けたものも少なくないようです。