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昭和45(1970)年9月1日 鳥栖機関区
車歴は↓こちら。
http://d51498.com/db/D51/D51538
K-7タイプの門デフ装備機である538号機は、熊本機関区で一生を過ごしたんですね。大抵の機関車は他の機関区を転々とするものですが、転出を一度もしなかったというのは、非常に調子が良くて機関区が手放さなかったからなのか、逆にあまりに調子が酷過ぎて引受先が見つからなかったからなのか。それともたまたまだったのか。
正面ナンバープレート横の灯具掛けらしい金具がアクセントになっています。作業用の小道具を入れた袋を掛けるのに使ったという話を聞いたこともありますが。
前回の536号機と同様の煙室扉の十字ハンドルですが、こちらは小倉工場製でしょうか。磨かれて光っていますね。
そしてこれまた536号機と同様に、シリンダ付近のポンプ箱がランボードの上に設置されています。
リンゲルマン濃度計、回転火の粉止め非装着、エプロンなし、後部標識灯前端梁装着。
朝日を受けて、清々しさを感じさせる写真です。でもちょっとケムいかも。