ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 733

田中 泰三様の画像の転載はご遠慮下さい。

昭和50(1975)年10月19日 沼ノ端駅(223レより) 2350レ

スハフ32 407の窓より撮影したものです。狭窓なので、撮影にはちょっと窮屈。標準レンズで撮影したものを思いっきりトリミングしているので画質は悪いです。室蘭本線の蒸機全廃まで残り僅か2か月という状況でしたが、すれ違う列車も乗車した列車も蒸機牽引。この223列車はC57 135が頭でした。

733号機はギースル機で、御多分に漏れず追分区所属機です。

 

昭和50(1975)年12月12日 追分機関区

全ての運用を終えて機関区で体を休める733号機。この数日後にナンバープレートは外され、翌年3月に車籍を失います。保存先を得た機関車が集う小樽築港へは送られず、敢え無く解体されてしまったようです。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51733

 

昨日、初めてGoProで鉄道を撮影しました。購入したのは10日ほど前ですが、なかなか時間が取れずにいました。HERO11という昨年秋に発売されたバージョンで、「水平ロック・水平維持」という機能が実に魅力的で、購入に踏み切った次第。

まず車窓撮影としての実力はいかほどのものか。これは先日の記事でチラッと触れましたが、画質的には全く問題ありません。しかし、熱暴走だけが不安材料です。昨日は家を出てから帰宅するまでの約1時間半、車のダッシュボードにセットして回しっぱなしにしました。結果的には気温が低く、窓も開けっぱなしにし、更にバッテリー収納部の蓋を開放したこともあってか、ノンストップで90分間、撮影し続けてくれました。給電はGoPro用のバッテリーではなくモバイルバッテリーを使用しました。このバッテリーは出力は十分なはずなのですが(5V3A)、時たまGoProは「出力不足」と判断して受け入れてくれないことがあります。家を出発する時がまさにそれで、何度も電源を入れ直して何とか受け入れてもらいました。ただし、記録された90分間の映像は1本のファイルではなく、10.7GBごとに分割されます。4K60P 120Mbpsの撮影ではおよそ13分です。分割したファイルをビデオ編集ソフトのタイムラインに並べて再生すると、スムーズにつながっているようです。これがSONYのアクションカムならHD60P 50Mbpsで5時間半連続撮影した映像が1本のファイルでした(48GB以上)ので、管理する立場ではSONYが有利です。(Panasonicの民生用4Kカメラは48GBまで。)

デジタルレンズを「広角」に設定しているので「水平ロック・水平維持」機能は使えません。なので、画面が右に傾いているのはGoProのセットの仕方が悪かった私のせい。

 

次に手持ち撮影の実力。こちらはGoPro純正のグリップ形外部電源である「Volta」を使用しての撮影です。ペアリングをしておくことで、Voltaから電源と録画スイッチのON・OFFの操作ができます。安定した手振れ補正に加え、水平ロック機能が抜群の効果を発揮し、これまでになく安定した映像を記録してくれました。なんせ走っての撮影でも、ほとんどブレを感じさせません。昨今、JR北海道では駅ホームでの三脚使用禁止を拡大させており、ビデオ撮影派にとっては厳しい状況になっているため、その打開策のひとつとしてGoProによる手持ち撮影を検討していたわけですが、どうやら一つの解となるようです。

走りながらの撮影。若干、右下がりに傾いて見えますが、動画ではさほど気になりません。(個人の見解です。)

https://youtu.be/vSRc5U2pnaw