matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。
昭和42(1967)年11月9日 鹿児島機関区
香椎機関区から異動して間もないころの姿です。おでこの「架線注意」札が「熱さまシート」っぽく見えます。サイドタンク前端に載っかる丸い穴の開いたボックスは一体何なのでしょう。砂箱ドームの横っ腹にある逆J字の部品も何だか気になります。
撮影日不明(昭和47年以降) 高森線のどこかの駅
最後の奉公では熊本機関区に移り高森線の運用に就いていました。番号板が緑色なのはカラー写真ならではの情報。煙室戸が焼けて赤く錆びている他にも、あちらこちらに錆びが浮き出ています。これもカラーだから分かることで、九州機っぽくない外観です。高森線は非電化ですが、ランボード前端に「架線注意」札が追加されています。208号機は廃車後、岐阜県内の施設で保存されますが、後に大井川鐵道が目をつけてC56形式44号機の部品取り用として購入。部品取りに活用された後もしばらくは新金谷駅の側線に留置され、密林の中の廃車体然としていましたが、「きかんしゃトーマス」のキャラクターである「パーシー」に大改造されて復帰。とはいえ、あくまで展示用なので自力走行はできません。しかし、ここまでやるかというくらい、大井川鐡道の「トーマス」愛は留まることを知りません。私にはちょっと不気味に見えますが。(あくまで個人の感想です。)
車歴は↓こちら。