ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C57 34再び

matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。

過去記事は↓こちら。

C57 7とC57 34 - ただいま鉄道写真スキャン中

 

昭和42(1967)年7月31日 鶴居~新野~寺前のどこか

旅客用のC57ではありますが、集煙装置を載せた姿は貨物牽引も様になっているような気がします。集煙装置は鷹取タイプ。

 

昭和42(1967)年9月11日 姫路第一機関区

給炭用の門型クレーンに給炭台、そして給水用のスポート。背後には転車台と19線を有する扇形車庫が。大きな機関区らしいこれらストラクチャもまた、蒸気機関車の魅力を語るうえで欠かせない存在でしょう。因みに姫路機関区には第一と第二が存在し、第一には貨物用と支線用の機関車が、姫路駅に隣接する第二には旅客用の機関車が配置されており、山陽本線電化前の昭和32(1957)年頃の状況では、第二にはC59が23輌も配置されていましたし、第一にもD52が32輌、D62が1輌と大量配備されていました。(戦前にはC57 5も一時期、第二機関区所属でした。)しかし昭和36(1961)年、第二機関区は乗務員区となり、機関車の配置はなくなりました。なお第一機関区の転車台には電気機関車対応として架線が張られていました。(方向転換を目的とするよりも扇形車庫に収納するための措置かと。)

車歴は↓こちら。

C5734 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!