ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

長都から美々へ

車に乗って長都へ移動します。この頃の長都駅もまた、田舎の人家少ない場所にポツンとあるような印象でした。

イメージ 1
恵庭→長都駅 730D
下りホームの下から覗き込むように撮っています。多分、H君とY君はホームで撮影しているので、私は一人違う角度から狙ってみたかったのでしょう。この当時は跨線橋などなく、ホーム先端にある構内踏切で上下線のホームを行き来していたので、その通路でカメラを構えていたのだと思います。

イメージ 2
長都駅←千歳 7961列車? DD51 648
こちらは普通に下りホームの上からです。市場通の踏切がいかにも狭そうです。

イメージ 3
長都→千歳 4D 特急「おおぞら2号」
ひとつ千歳寄りの踏切に移動し、長都方面を見ています。遮断機の裏側でカメラを構えています。置き去りにされたバッグは余計でした。左の並木は今では随分と成長しています。

イメージ 4
千歳→長都 3D 特急「おおぞら3号」
同じ踏切から千歳方を見ると、建設中の高架橋が見えました。

さて、千歳駅を越えて更に南下します。
イメージ 5
美々→千歳 5177列車 DD51 706
とうとう線路の中で撮影しちゃいました。
といっても、実はここは道路です。管理用でしょうけど。
振り返ると・・・
イメージ 6
石勝線(当時は未開業で追分線と呼んでいました)が上り千歳線をアンダーパスしている地点でした。ここまで車で入った記憶はないので、安平へ向かう道道258号線の下から這い上がったのだと思います。

イメージ 7
千歳→美々 732D
ちゃっかり監視台に上っての撮影です。左から下り千歳線、石勝線、上り千歳線

イメージ 8
振り返っての撮影です。手摺のある所の下を道道258号線が横切っています。
ここから更に南下します。

イメージ 9

イメージ 10
美々駅←植苗 5D 特急「おおぞら5号」
これまたスリリングな写真ですが、美々駅のホーム先端下での撮影です。
イメージ 11
駅本屋前では駅長さんが列車通過の安全確認をされていました。跨線橋がなく、やはりここも構内踏切で上下線のホームを行き来していました。今なら絶対に許されない場所での撮影ですが、当時は列車の速度も遅く(Max95km/h)、駅員さんも運転士さんも、危険の度合いを見計らつつ、ファンを信じて黙認してくれていたように思います。駅舎の写真を撮らず終いだったのが心残りです。

イメージ 12

イメージ 13
植苗→美々駅 15D 特急「おおとり」
駅構内の外れからです。3人とも案外安全な場所で撮影しているでしょ。

イメージ 14
美々→植苗 6D 特急「おおぞら4号」
遠くに見える左カーブが、この前に撮影していた場所です。車を美々駅前に止めたまま、線路際を歩いてきました。早来へ抜ける道道10号線の陸橋です。車で来た方が早かったのかもしれませんが、1km少しだったので、どうってことないと思ったのでしょうか。もともと線路際を歩くこと自体、当時はあまり抵抗感がなかったように思います。唯一、列車からのお土産だけが心配だったわけで。
イメージ 15
後追いになります。後ろから3両目の辺りに、陸橋になる前の旧道時代の踏切がありました。今でも旧道は残っており線路際に出ることはできます。ただし撮影には不向きです。

イメージ 16
美々→植苗 970列車 DD51
編成の中間にも車掌車があります。
フィルムもちょうど無くなり、撮影はこれでおしまいです。

昭和54(1979)年6月10日