ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

小樽築港へ廃車詣で

追分に続き、小樽築港へも廃車を見に行きました。
3月に訪れた時にはあれほど大量にあった機関車たちも、この日はわずかD51ばかりが5両だけになっており、9600もC57もいなくなりました。

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D51 483とD51 1120イメージ 2
煙室扉のハンドルを外すのは、扉を開けられないようにするためでしょうか。1120号機は主連棒1本のみが小樽市総合博物館に保存。

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前からD51 1072、D51 737、D51 855
遥か後方では、DE10が入換作業の真っ最中です。

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この急勾配の線路はどういう目的だったのでしょう。多分、石炭を積みだすための線路で、桟橋まで伸びていたのかと。手宮とこことで、せっせと石炭を積みだしていたのだと思います。

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1072号機は神戸市に保存。
767号機は動輪のみが富山県南砺市の福光駅前に保存。
855号機も動輪のみが保存されており、苗穂駅前と岡山県里庄町歴史民俗資料館に鎮座。

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はて?どうやって撮ったんだ?人目を気にせず撮りたい放題のようです。でも部品は取っちゃいませんよ。

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855号機とは、しばらく後で苗穂工場で再会します。解体のさなかに。

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483号機は安曇野市に保存されています。広島で被爆した経歴を持ちます。

機関区へ行ってみました。扇形庫の中にはD51 842とD51 1085がおりました。842号機は倉敷市の水島中央公園に、1085号機は和歌山県の有田川鉄道公園に保存。

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何とはなしに艶が褪せて、くたびれた様子のC62 3。

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C12 6も長いこと留置されています。

昭和51(1976)年9月27日

使用したフィルムはエクタクロームX。画質の違いをコダクローム25と比べてみました。エクタクロームは雑誌などで「青が鮮やか」と評価されており、実際、ポジを見るとそんな印象でした。でもその青っぽさが自分の好みではなかったので、ほとんど使うことはなく、面白半分で他のフィルムを使った以外は全てコダクローム一辺倒になりました。掲載した画像はかなり色修正をして青みを除去しています。
またスキャンするにあたって、エクタクロームは反りが大きく、フィルムホルダーにセットするのにえらい苦労しました。