ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

北海道鉄道百年記念号-06

前日の体たらくを挽回すべく、この日は小樽へ向かいました。

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小樽築港駅
列車の窓から。単機回送されるC56160が佇んでおります。

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南小樽→小樽 538Mか?
手宮線と並行する陸橋の上にやってきました。手宮線はまだ現役です。もう少し早く来れば、手宮行きの貨物列車が撮れたことでしょう。

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南小樽←小樽 9821列車
冷静に見ると、何だか証拠写真のようです。ここを蒸機列車が走ったんだと。写真としての面白みがイマイチです。

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札幌駅
1番線から駅北側構内へ転線です。

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お昼過ぎの発車まで、客車はここに留置です。

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C56だけは苗穂機関区へ回送され、給水・給炭、仕業点検、方向転換などが行われます。

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張碓→朝里 9822列車
この数日前に見つけた場所で俯瞰撮影です。生憎の曇天下で、これもまた証拠写真に成り下がってしまいました。ん?列車のディテールが分からず、証拠写真にもなってないか。気持ちだけが空回りしているようです。

この頃は、列車と国鉄バスを使って移動していましたから、自家用車はなくてもかなり広範囲に動くことはできました。けれども、線路際撮影を嫌って(どこで撮っても似たり寄ったりになるので)風景的要素の強い絵柄を狙う反面、札幌駅付近では線路際で手を抜くなど、どうにもちぐはぐな撮影をやらかしており、フィルムの選定も含めて「何をどう撮るか」といった事前の準備がいい加減だったことが伺えます。当時の本人はそれなりに一生懸命だったんでしょうけどね。と、まるで他人事な今の自分。

昭和55(1980)年11月29日