岩館駅で下車。滝ノ間との間に架かる第2小入川橋梁で撮りたくてやってきました。
12:58頃 1735列車
乗車してきた1730列車は、岩館駅でこの列車と行き違いしました。本当はもっと撮りたかったのですが、橋梁まで急がねばなりません。そこで1730列車を撮りたい。
13:03 岩館→滝ノ間 1730列車
でも、数分間では間に合うはずもなく、遥か手前で強引に写すだけでした。
第2小入川橋梁
本当はここで撮りたかった・・・。でも気を取り直して先へ進みます。ここでも良かったのだけれども次の列車まで時間があったし、場所探しへ。海も入れたかったし。
一応、橋の所まで上がってみましたが、あまりに安易なので場所探しを続け、この先でカメラを据えました。
14:39 岩館←滝ノ間 737D
メインのカメラは後ろを向いており、サブカメラで正面気味に捉えます。この後、もっと引き付けたところでシャッターを切りますが、またも反応なし。深浦でのハプニングが再発。悔しい思いのままメインカメラでの撮影に切り替えます。
冬の厳しい気候に耐える、日本海沿いの漁村、みたいな雰囲気が出ていると思うのですが、いかがでしょう。まあ、雪が降らなくてよかった。結局、サブカメラの不調は後になってから電池の消耗と気づいたのですが、この時はそれと気づかぬまま、それ以降、使用停止としたのでありました。
14:49 滝ノ間←岩館 236D
この列車は岩館で737Dと行き違いしてきたので、あまり時間がなく、急いで移動して異なる雰囲気で撮影してみました。2枚目の背景は気に入っているのですが、手前があまりにごちゃごちゃし過ぎ。電線がいかん。
この2本を撮って駅に戻りました。
駅前に立っていたものかどうだったか、覚えていません。
岩館駅
廃止反対運動が実ったのかどうかは分かりませんが、今では観光列車も走っております。駅舎は玄関が板で塞がれていますが、これは防寒防雪のためであり、出入口は別の所にありました。
この日の撮影はこれで終了。この後は、東能代経由で青森まで乗り鉄を楽しむだけです。
昭和58(1983)年2月12日
五能線の旧客から蒸気が出ていない理由を知り合いから教授いただきました。まずその前に、五能線で運用されていたオハ62は125号と126号の2両だけでした。二重窓の内側の窓は撤去されていたようです。そして肝心の蒸気の件ですが、五能線では混合列車が運転されていたためSGからの蒸気を引き通せないことがあり、そのため、釧網本線で見られた軽油炊きの温風暖房(ウェバスト暖房かどうかは分かりませんがその可能性は大)を採用していたそうです。つまりSGは使用していなかったということです。石炭ストーブより取扱いが楽だったからでしょう。いちいち、石炭をくべたり灰を捨てたりする手間はありませんから。しかしながら、極寒地においては火力に勝る石炭ストーブの方に分があったようです。