財政破綻した夕張市をJR北海道が応援すべく、追分~夕張間に「SL夕張応援号」が運転されたのは今からもう11年も前のこと。国鉄時代に蒸機列車が最後に運行した路線だけあって、当時を知るファンとして「夢よもう一度」といった思いに釣られて足を運んだものです。で、試運転から撮影に出かけました。
新夕張駅を出て、夕張川の橋梁を渡ります。石勝線ができる前の夕張線の線路は、橋梁の左側の少し低い位置にありました。
鹿ノ谷駅を通過します。墓地からの俯瞰です。駅のところに歩道橋がありますが、この翌年の運転の際には老朽化して危険ということで、撮影のために上がるのは禁止されました。
鹿ノ谷駅
夕張からの折り返しはDLが先頭になり、蒸機はぶら下がっているだけ。歩道橋の上に見送る人がいますが、翌年には撮影禁止になりました。
鹿ノ谷駅を出て夕張に向かう途中にある志幌加別川に架かる橋。列車が来る前までは晴れていたのに・・・。左の二棟の建物は、かつて夕張鉄道の機関区の車庫として使われていたもので、民間に払い下げられて利用されていましたが、今はもうありません。
鹿ノ谷←夕張
夕張からの折り返しになります。機関助士も大はしゃぎ。
鹿ノ谷→夕張
冷水山から。翌年にはここに出られる道が通行できなくなっておりました。