ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

出張帰りに

サラリーマン時代、どこへ行くにもカバンの中にはカメラを忍ばせておりました。それが遠距離出張なら尚更です。お金をもらって遠出して、普段見られない列車に出会えるのですから、カメラなしでは出張できません。

某所からの出張の帰り、名古屋駅の新幹線ホームからの光景です。もしかすると既にアップ済の画像かもしれませんが、本人が忘れているくらいですから、あまり深くは追及しないように。

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キハ58 714
この2年後、急行「かすが」用に内装の更新と共に腰掛をリクライニングシートに交換するなどのアコモ改造を実施してキハ58 5714に改番。更に2年後、塗色を白地にオレンジ帯のJR東海色に変更したのに伴い、キハ58 3001へと再改番。

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キハ28 2459
冷房化に伴い、キハ28 459から改番。冷房化工事の際、発電装置が搭載されると原番号+2000番に改番されましたが、キハ58の場合は冷房化されても床下がぎゅうぎゅう詰めで発電装置を搭載できなかったので+2000には改番されませんでした。

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キロ28 2309
最初から冷房装置・発電装置を搭載して落成された車です。300番代、2300番代車とその寒冷地仕様である500番代・2500番代は最後の増備車ですが、2309~2314号、2508~2518号では車体構造が変更となり、便洗面所が車端部に移設されました。また、断面形状はキハ65に準じたものとなり、雨樋の位置がキハ65と同じです。

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キハ65 506
キハ58系の冷房化を進める中で登場した形式で、506号は寒地仕様の500番代車。山岳路線では2基機関搭載のキハ58の運用が必須ですが、冷房用の発電装置を搭載していないため、冷房化を困難にしていました。そこでパワーもあり発電装置を搭載したキハ65が開発されました。冷房化推進が目的の形式なので、西日本に多数配置され、北海道には全く縁のない形式です。車体はキハ58系から大きく変わり、12系客車に準じた構造となっています。全ての車両に便洗面所を有するキハ58系に連結される運用なので、重量の関係もあり、便洗面所は設けられていません。総数104両という比較的少数派だった割には、後年、改造・改番された車両も多いのですが、506号はオリジナルのまま役目を終えました。

途中、豊橋駅ではこんな機関車も。慌てて撮ったので、イマイチな出来。
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912-14
新幹線用のディーゼル機関車、912形式です。東海道新幹線の建設時に、工事用車両を牽引する目的でDD13形式から改造された形式です。14号機は、元DD13 111号機。短期間ながら苗穂機関区に在籍したこともあるようですが、それ以上に強馬力形DD13の試作機としてファンの間では有名でした。新幹線開業後は救援用機関車となりました。

カメラを携行していたことで、貴重な写真を残すことができました。まさに備えあれば憂いなしです。

昭和62(1987)年2月8日