初めて江別を訪れて、夕張川橋りょうまで行ってみることにしました。途中、駅から300mほどのところに千歳川に架かる橋梁がありましたので、そこでまず小手調べ。
江別に到着すると、駅には8181列車が停車中でした。暑いのか、出入り扉が全開です。まだ扇風機も取り付けられていない頃でしょう。タブレット受けやその防護柵が物々しいです。タブレットは機関助士が扱っていたのでしょうね。運転台からは全然手が届きません。届いたら怖いです。
運炭列車です。駅前通りを豊幌方面に北上し、千歳川に突き当たる手前で線路をアンダーパスする通りに出ます。その付近の農協の敷地内から撮影したようです。コンクリートの壁はアンダーパスの擁壁。河岸には何故か女子高校生の姿がありました。鉄道には関心がなさそうな女子高校生に関心があるのか、自分。
アンダーパスを超えて反対側の駅裏側に出ました。橋梁は、列車撮影には厳しい下路か中路の鈑桁。足回しがさっぱり見えません。上路橋だと足回りバッチリなのですが、そうすると桁の位置が低くなって川面との空間が狭くなり、水位が上昇した際の安全性が十分に確保できなくなるのでしょう。
橋梁の下をくぐる遊歩道のような道が見えますが、今は護岸されて跡形もありません。
江別駅で見かけた貨物列車がやってきました。先ほどの左岸から右岸へ移動してすぐのタイミングでした。踏切からの撮影でしょうか。右奥に見える建物は農協の倉庫で、今でも健在です。
夕張川の橋梁まで、先はまだ長いです。
昭和53(1978)年7月22日