ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

キハ53の頃

深名線廃止により深名線ロスになっていた頃、キハ53-500の最後の砦は札沼線となっておりました。キハ53-500の運用は石狩当別以北がメインでしたが、札幌~石狩当別間でも運用に就いていました。朝一番の回送以外、札幌を夕方に発車する浦臼行き571Dには、いつも先頭にキハ53-500の姿がありました。

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札幌新道の陸橋より新川方面(札幌方面)を臨みます。現在の札沼線はこの真上を複線高架で走っており、写真の線路の右側には遊歩道があります。

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571Dが新川駅に停車しています。

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15:12 新琴似←新川 571D
やっぱ国鉄色だよな~などとひとり呟いておりました。

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15:16 新川←新琴似 1564D
新琴似駅で571Dと行違った1564Dが上って行きました。

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こちらは翌日に撮影した571D。後方に、前日上がった札幌新道の陸橋が見えます。

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キハ53-500に従うキハ141系は、旧JR色と現JR色の混成です。

一時、キハ53-500は苗穂運転所の転車台付近に留置され、深名線のキハ53-500とともに役目を終えてしまったのかと残念な気持ちになっていましたが、その後、復帰したとの情報を得てからは、深名線ロス、C62ロスを吹き飛ばすかのようにキハ53-500を追いかけたものです。メインは勿論ビデオです。深名線の時と同様に重いビデオカメラと三脚を担いで、引退するまでの翌年の3月までの短期間ながら、時には友人の車に乗せてもらい、時には単独で列車移動し、雪と格闘しながら悔いのないように撮影に精を出しました。
そんな24年前の遠き日々に目を細めています。もともと細い目ですけど。

平成7(1995)年11月15、16日

またまたヤフオクのお話。ゆうべは、プレスアイゼンバーンの写真集4冊まとめた出品物の終了日でした。外箱は強度の茶シミや破れでいささかくたびれてはいるものの(中は不明)、いずれも高額な写真集なので、開始価格の安さから入札しておりました。安いとはいえ、私にしてみれば通常よりも桁が二つ多い価格です。それでも開始価格で落札されるとは思ってはいませんでした推移を観察しておりました。そして終了30分前、遂に更新されてしまいました。土壇場での高値更新はよくあることです。こうなれば、自分で可能な限り価格を釣りあげて、出品者に喜んでもらうしかありません。で、こちらも早速に更新。その直後、仕事関連の電話が入ったので対応をしていたのですが、電話を切ってヤフオクを覗いた時にはすでに終了していました。当然ながら更に更新されて落札ならずで、出品者に十分に喜んではもらえる価格まで上げることはできませんでした。まあ、こういう残念な時もありますね。