ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

冬の顔

781系電車の開発が遅れたために485系1500番代がそのつなぎとして北海道にやってきましたが、最初の冬からダウンしてしまいました。本州では見られないサラサラ粉雪と厳しい寒さに予想外のヘタレぶり。711系は何つうことなく走っているのに。それだけ北海道の雪は特別なものということなのでしょうけれど、北海道に住む者として、雪まみれになった車両は珍しくもありませんね。

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雪が降らなくても、走行中に舞い上げた雪が車体に付着します。

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特に後部への着雪は半端ありません。この785系も、快速「エアポート」の運用に就く際、781系と同じスタビライザー、走行風による着雪防止装置をおでこに取り付けるようになりましたが(札幌駅での折り返し時間が少なく雪を払う時間が無いので、着雪を最小とするため)、それまではご覧の通り、雪まみれになっていました。

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こちらの貨物列車は降雪時の着雪でしょうか。

平成6(1994)年12月16日 旭川駅

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雪まみれの711系に対して、さほど着雪していない「オホーツク」ですが、札幌運転所から回送されたものだからでしょう。

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711系と183系、北海道の頼もしい代表ランナーです。キハ183のスラントノーズは着雪を抑えるための形状だったと思いましたが、貫通構造には不適だったことからか、普及はしませんでした。

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網走までの長駆、これから雪との闘いが待ち受けています。なんだか、OKどころか、すっげ~嫌がっている顔にも見えます。

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711系の戸袋窓には氷の芸術が描かれています。寒さがなせるワザです。

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札沼線の141系もこんな感じ。大した速度で走っていないのに、これだけ雪がこびり付きます。おじいちゃん顔に見えなくもなし。

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こちらの「おおぞら」も札幌運転所から回送されてきた模様。ほぼ全線が豪雪地帯の「オホーツク」に比べ、「おおぞら」の沿線は少なめですが、その代わり寒さが半端ありません。耐寒耐雪の重装備が北海道仕様車の宿命です。でも車と違って、冬タイヤはありませんね。

こんな写真だけ見ると、北海道の冬はどこもかしこも雪に閉ざされていると勘違いされてしまいますが、おおむね太平洋に面した地域は雪は少なめです。その分、寒さが厳しい苫小牧や十勝地方ではスケートが盛んなわけで。

美しいバラには棘があると言いますが、美しさの中に危険を秘めているのは女性だけではないということです。なんのこっちゃ。

平成6(1994)年12月19日 札幌駅

昨日、ネットをちょっとググっていたらビックラこいたさ。YouTubeの収入ランキングみたいなサイトがあって、そこに自分のチャンネルが掲載されていたわけ。本人の断りもなく、乏しい収入金額がね。でも更に驚いたのは、その金額が実際よりも多めだったのさ。年収が5割増しにもなっていたさ。5割増しっていったらすごい差に思えるけど、1万円が1万5千円になっていたというレベルだから、低収入であることに何の変わりもありません。世の中の暇人が、色々なデータを拾い集めてこんな無意味なことをしているのでしょうけれど、それで何の得があるのでしょうか。数億円もの年収を得るユーチューバーの名前がずらりと並んでいましたが、だから、何?このサイトには、チャンネルの人気度合いも紹介されていて「好き」「嫌い」の人数とか好感度偏差値みたいなものもあります。だから、どうした。確定申告の今の時期、低収入の自分の稼ぎを見るたびに暗い気分に浸りまくっているんだから、追い打ちをかけないで欲しいもんだわね。