ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

宇和島駅で

高松を夜中の00:43に発った急行「うわじま1号」が終点、宇和島に到着したのは06:53。ホームに降り立つと、3月のひんやりとした空気で、眠気はいっぺんに吹き飛んでしまうほどでした。ここで予土線窪川行き834Dに乗り換えるのですが、発車の07:11まで少し時間があったので、駅に停車中の列車にカメラを向けました。

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乗車してきた「うわじま1号」。元キロ28であるキハ28 5003に乗車したようです。

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「うわじま1号」の最後尾には荷物気動車が連結されていました。前面補強がいささか物々しいです。
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キハ55 141からの改造になるキニ56 1。因みにキニ55はキハ51からの改造で、種車の形式番号と一致していないのがイヤラしい。

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07:06発、高松行き特急「しおかぜ2号」。非電化山岳路線のホープとして期待された強馬力機関搭載のキハ181系でしたが、冷却方式に問題があって、晩年は四国や山陰本線で、無理をせずに余生を過ごしたという印象です。

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窪川行きの834D。地域ごとに行先サボの色を変えています。
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やっぱり乗るなら急行形だべさ、とばかりに乗車したのはキハ65 38。キハ65にはなかなか乗る機会がありませんしね。

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0番ホーム?にはキニ28 5が停車中。キロ28 172からの改造車。キハ40系を基本とした新製車体です。客扱いをしないので行先サボ受けはありませんが、改造荷物気動車の中には種車の名残として残されたものもあります。
慌ただしい撮影を終えて834Dに乗車し、若井のループの最寄り駅である家地川を目指したのでした。

この後は↓の記事で。

昭和59(1984)年3月18日

昨日、ヤフオクで落としたDVD「蒸機の記憶」が届きました。いきなり「UNIVERSAL」映画のオープニングだったので、中身を間違ったか?と焦りましたが、間違いありませんでした。あ~びっくりした。60代以上の方なら古めの鉄道雑誌でその名前を目にしたことのある萩原政男氏が8mmフィルムで撮影したものです。フィルム映像はサイレントなのでBGMが全編に渡り流れますが、「UNIVERSAL」なのでナレーションも映像もBGMも上質です。
これを見たいと思ったのは、特典映像の北海道の私鉄でした。中でも美流渡の2719を見た時には、現物を見たことはありませんが、なんかもう目がウルウルしてしまいました。ちっちゃな木造客車の列車とその沿線風景。駅前のボロイ雑貨屋さん。昭和の泥臭い時代の映像が、幼い頃の埃っぽい記憶を刺激します。
特典映像には他にC11 171の復元工事の様子も収めており、これはビデオによるものですが、JR北海道の協力もあって、しっかりした内容です。出発式のシーンでは、当時、一緒に取材した友人らもちょこっと写っていて、懐かしかったです。
肝心の本編は、今度友人宅へ遊びに行った時に「国鉄時代」のDVDと一緒に観ようと思っています。