C11が貨物列車を牽引していた札沼線。近所ということもあって、土日の夕方に何度か撮影したものです。8000番代の臨時列車で、新琴似駅で運転日時を教えてもらっていましたが、幸いにも土日は運転されていました。平日は部活があって撮影できませんでしたからね。学校のグランドから煙だけを眺めていました。
秋も深まる頃、夕暮れ時の写真を撮りたくなりました。新琴似駅の発車時にはC11がかなりの煙を上げるので、薄暗くてもそれなりに迫力あるシーンを期待してのことでした。ところが・・・
昭和47(1972)年9月30日 17:38 新琴似→桑園 8694列車 C11 99
なんや?いつもと違って、C11はスカって快調に通過してゆきましたよ。
本当は
こんなイメージだったのに。
これだけ煙のない列車はかえって珍しいほどでしたが、なんも嬉しくないべさね。
秋が深まりもっと暗くなった頃には、ラジカセを抱えて生録をしたものですが、モノラルな上に録音ボリュームが小さ過ぎて実にショボい結果となりました。煙はいい塩梅でしたけど。