ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

日没後の発車

今のカメラは写真用もビデオ用も驚くほど感度が上がり、夜間撮影も普通にできちゃうので、撮影熱心なファンは忙しくて大変です。え?撮りたい列車がなくなっちゃった?ご愁傷様です。

 

中標津標津線のC11牽引の貨物列車を撮影していましたが、その締めくくりは、陽が落ちて薄暗くなった中標津駅の発車シーンでした。

f:id:railway-photo:20200409075906j:plain

f:id:railway-photo:20200409075930j:plain

f:id:railway-photo:20200409075939j:plain

17:24 1394列車 C11 224 

転轍機の標識を手前に入れるアングルは、何かの写真を見て真似したものだったでしょうか。シャッターは1/60の手持ち撮影。三脚は持っていませんでした。ネガカラ―フィルムの感度はASA100で、実際の見た目はもっと明るかったと思います。

224号機は大湊運転区からの転入車で釧路機関区の所属。前照灯にシールドビームを装備した機関車は、北海道では稀少です。北海道にやってきて1年足らずのこの3月一杯で運用を外れました。ネットをググると、根室標津駅跡に保存されており、電動で動く状態になっているそうです。実物大の鉄道模型ってとこでしょうか。

高校受験で教室が使えなくなるための休みを利用して撮影に訪れた、高校2年生の終わり。この1年後には自分が大学受験です。

昭和50(1975)年3月6日