ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

石狩川橋梁で貨物列車を

札沼線の釜谷臼(かまやうす)駅は現在の「あいの里公園」駅。明治中期、徳島県から移住した人々によって藍の栽培が始められ盛んだったことから「あいの里」という地名になりましたが、実際に「あいの里」が地名として普及するようになったのは昭和50年代半…

受験を終えて安堵の撮影

無事に大学受験を終えて合否の結果待ちだった頃、一足先に大学生になっていた鉄友と一緒に苗穂へ行きました。苗穂機関区に配置されたばかりのキハ40と、研修所近くに保管されているキハ08がターゲットでした。キハ08は元キハ40なので、新旧のキハ40をまとめ…

受験前の一息

大学受験まで残り1か月となった頃、それまで自粛していた撮影の禁断症状が出てちょっとイライラしていたので、ストレス解消のため近所へカメラを持って出かけました。 15:32 桑園→新琴似 629D 昭和52(1977)年1月30日 何かの用事で外出した時でしょうか。 1…

予備校生活の息抜き

高校3年生という時期に蒸機ばかりを追いかけて、大学受験に落ちるべくして落ちた私は、予備校生となって新たな一年を過ごすことになるわけですが、規則正しい生活を送ろうと朝刊配達のアルバイトを始めました。というのは半分言い訳で、実際には念願の一眼レ…

新琴似駅での列車交換

札幌新道の高架橋で札沼線の上り貨物列車を撮影した後、ついでなので新琴似駅でも列車交換を撮ることにしました。フィルムはフジのF-Ⅱですが、曇り空を見ると、若干黄変しているのが分かります。予備校生の身分ながら、買ったばかりの一眼レフ+望遠ズームで…

手宮駅

本日も順調に再掲画像になります。くどいですけど再スキャンした画像で、キズやホコリが非常に少なく、仕上がりは過去記事のものよりかなり綺麗です。多分。 用事があって手宮へ行ったついでに手宮駅に立ち寄りました。初めての訪問で、かつて駅舎がどこにあ…

蒸機の墓場

昭和51(1976)年3月、国鉄から蒸機が消えて、その最後の運用地域となった北海道では、廃車された蒸機が大量に小樽築港に集められました。その一部は自治体などからの要望でその地域へ送られ、保管されることになりますが、多くは苗穂工場で鉄屑となりました…

お座敷列車の発車

くどいですが、再掲画像です。 コダカラ―のネガで、コマによっては黄変色はまだ少なめです。でもなんか色に艶がなく、パサパサした感じに見えるのは、黄変色と何か関係があるのでしょうか。 苗穂機関区を出区する和式気動車、キロ29です。 グリーン帯が懐か…

黄ばんだ写真

カラーネガの黄変色(ネガの上では紫色化で、プリントが黄変色化)は、古いものほど甚だしいというわけでもなく、ウチのフィルムでは1980年前後以降から激しく症状が出ています。なかでもコダックフィルムとコダックやダイエーの現像によるフィルムが、著し…

黄変色の原因は現像所かな?

前回、フジカラーF-Ⅱは黄変色が少ないということを書きましたが、その後、F‐Ⅱでも酷い黄変色が起きていることが分かりました。今まで全然意識していなかったのですが、フジカラーなのに現像はダイエーだったりコダックだったりして、純正なフジフィルムで…

カメラを振り回す

前回に引き続き、またまた夜の札幌駅。この日も781系試運転列車を撮影しにやってきました。 16:42 5490列車 1/15の手持ち撮影だった模様。DD51のナンバー狙い失敗。手宮へ向けての運炭列車です。昭和の一コマ。 16:50 1525D→ちとせ9号 1/8なので、停止寸前な…

781系夜の試運転

781系が登場し、連日試運転を行っていた頃になります。 16:51~52 9812Mか? 資料がないので試運転がどのような運用だったのかは分かりませんが、これは試運転を終えて札幌運転区へ戻るところでしょう。 2番ホームの桑園寄りは切り欠かれており、そこに行き…

夕刻の紅葉山

再掲はいい加減にせいよ、といったお叱りはないだろうと思って、今回も再掲画像です。でも、スキャンし直した画像ですから~、と一応弁明したりして。 15:17 紅葉山→十三里 5784列車 D51 767 右手奥には紅葉山駅の跨線橋が見え、待機する9799列車の煙が見え…

急行「利尻」

何を撮ろうとしたのか、よく分からん写真ですが。 急行「利尻」入線 明らかな露出不足で色がさっぱり出ていません。今ならフラッシュをバンと閃光させちゃう? 機関車はホームからはみ出ており、顔が撮れません。 ホーローではなく、ベニヤ板に印刷したモノ…

夜の札幌駅

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、最近の記事の画像は夜景がヤケに多いです。GT-X980のキズ・ゴミ取り機能によるスキャン画像がとても綺麗で、それが夜景写真ほどその効果が絶大なので、再掲構わずにアップしている次第です。この日も用事ついでにバル…

急行「大雪5号」

その頃、札幌からは4本の夜行急行列車が発っていました。 稚内行き急行「利尻」、釧路行き急行「狩勝4号」、函館行き急行「すずらん4号」、そして網走行き急行「大雪5号」。「狩勝」が4号と偶数番号になっていますが、下り列車です。その頃はまだ「奇数:下…

バルブ撮影に惚れちゃう

今回も一部、既出の画像になります。 蒸機が消えていささか放心状態になっていました。ただ、友人K君から三脚を借りての夜間バルブ撮影が思いのほか面白く、蒸機以外でも楽しめるのではないかと思い、近所の新琴似駅へ繰り出しました。 昭和51(1976)年1月…

再掲ですが新規です、さようならSL

過去記事で取り上げた画像ですが、今回の再スキャンにより、キレイな画像が得られたのでつい嬉しくて、もう一度上げさせて頂きます。 昭和50(1975)年12月14日 室蘭機関区 EPSONのGT-X980、すんばらしいです。キズと小さなホコリを見事に修正しています。こ…

芸術は爆発、失敗写真は自爆

芸術的視点に欠けているせいでしょうか、抽象的な作品はよく分からないし心にビンビン来るものがないので全く関心がありません。抽象的ではないにしろ、鉄道をストレートに扱っていない作品にも共感はできません。岡本太郎さんのように「芸術は爆発だ」など…

遠方より、札沼線には来ないで下さい

「何だこのヤロー」とお叱りを受けそうなタイトルですが、今朝の北海道新聞に次のような記事が上がりました。 headlines.yahoo.co.jp 新コロの感染拡大防止のため、密集・密接を避けるための措置ということで、最終日までの数日間の運転では、臨時列車を増発…

未明の発車

滝川駅で2度目の徹夜観察を行いました。蒸機全廃まで2か月に迫った頃で、根室本線の蒸機運用がどうなっているのかを知りたくての徹夜観察でした。前回の時もそうでしたが、「SLダイヤ情報」が全然発刊されなくて、状況は全くの分からず仕舞い状態。春に発売…

あれ?スカだ

C11が貨物列車を牽引していた札沼線。近所ということもあって、土日の夕方に何度か撮影したものです。8000番代の臨時列車で、新琴似駅で運転日時を教えてもらっていましたが、幸いにも土日は運転されていました。平日は部活があって撮影できませんでしたから…

日没後の発車

今のカメラは写真用もビデオ用も驚くほど感度が上がり、夜間撮影も普通にできちゃうので、撮影熱心なファンは忙しくて大変です。え?撮りたい列車がなくなっちゃった?ご愁傷様です。 中標津で標津線のC11牽引の貨物列車を撮影していましたが、その締めくく…

夜の追分駅

中版カメラによる画像は前回で終了し、今回からはあぶれ画像が主体となります。おやおや。 21:15 6279列車 D51 00:38 5495列車 D51 01:41 単5279列車 D51 02:39 入換 39679 04:32 6793列車 D51 1119+D51 710 この日は、兄のラジカセを借りて、夜の生録に挑戦…

深名線で

ほぼビデオ撮影だけとなり、写真撮影からすっかり縁遠くなりつつあった頃、廃止間近な深名線で何故か写真を撮りました。 平成6(1994)年6月26日 07:20頃 北母子里←湖畔 5731D 15:10頃 沼牛駅 5723D 若いファンの車に同乗させてもらい、初めて深名線を訪れた…

残念な写真

脱サラして間もなく、北広島で列車をビデオで撮りまくりました。この時、どうしたことか中版カメラでも撮っています。「SLときめき号」から3年ぶりです。そのこともあってか、ロクなものはありません。 北広島から、えっちらおっちら歩いて来ました。この場…

八王子駅でのスナップ

秩父鉄道の「パレオエクスプレス」を撮影に行く途中の、八王子駅でのスナップです。ビデオ撮影が主流となり、中版カメラの出番は本当にこんなことくらいになってしまいました。 06:30 225D(八高線)・中央線 06:35 下り貨物列車 EF65 1082 赤いナンバープレ…

七尾線で

写真撮影からビデオ撮影に軸足を移したことで、中版カメラはほとんど無稼働状態になっていました。ただ、どうしたことか七尾線の「SLときめき号」の撮影では持ち歩いており、SL列車以外のスナップ的写真を撮っています。 10:25頃 能登中島←西岸 396D 多くの…

札幌市電の電車事業所訪問

社会人になって、初めて電車事業所を訪れました。ぽっと事務所を訪れたら、あっさり許可が下りました。この時は知人を案内したこともあってか、あまり写真は撮りませんでした。車両がみんな車庫の中に納まっていて、撮影し辛かったせいなのかもしれません。 …

清水沢駅

「夕張石炭の歴史村」に向かう途中、ちょうど列車の到着時刻だったので清水沢駅に立ち寄りました。 オオハンゴンソウが繁茂する清水沢駅。すでに大夕張鉄道は廃止されていましたが、構内には石炭輸送華やかなりし頃を彷彿とさせる何本もの線路が取り残されて…