ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

函館駅と青森駅

曇りがちだった夏休みがあっという間に終わり、仕事場へ戻る日がやってきました。前夜、臨時急行「すずらん90号」で札幌を発ちました。メモによれば牽引機はDE15 1533とあります。写真がないのでホントかいなとも思いますが、因みに乗車したのはスハフ14 501…

池北線訪問

学生時代に一度だけ訪問した池北線を再び訪れましょう。前回は池田側から見て、足寄の手前の仙美里止まりでしたが、今回は北の方を目指します。 池田発09:38の北見行き933Dに乗車。池田駅ではホームの外れに停車していたので、余裕をもって改札をくぐったハ…

松前線初撮影

松前線といえば、松前城を背景にした桜咲く春のシーンがあまりにも有名ですが、今は夏。葉桜ではちょっと寂しい。もとより、そういう景色は望んでいないので、いつも通り、地図でアタリを付けていた俯瞰場所へ行ってみることにしました。函館寄り、白符駅か…

松前線へ向けて

木古内と松前とを結ぶ松前線は、青函トンネルの開業を前に廃止されることになっていました。そこで一度くらいは訪ねてみようと思い、帰省途中に寄り道することにしました。 檜山丸 青森港を出航。広い甲板から。 04:30頃 北斗81号(05:00発)・北斗1号(04:4…

夏の帰省も鈍行で

この前の正月帰省では年賀状を書くために、青森まで敢えて普通列車を乗り継ぎましたが、この夏休み帰省では暑中見舞いは書きませんが、やはり普通列車を乗り継いで青森へ向かいました。5本の普通列車を乗り継ぎ、上野から青森までおよそ16時間半。疲れて大変…

三川へ

山を下りて列車で鹿瀬から三川へ移動します。5万の地図には「白崎」という駅名になっていますが、この2年前に「三川」に改称されたそうです。それにしても「227列車」といい「三川駅」といい、室蘭本線を連想してしまうじゃないか。 12:13 鹿瀬駅 快速「あが…

鹿瀬俯瞰

小雨がぱらつくので、傘を差しながら伐採された斜面を登ります。伐採地は結構、土が剥き出しな上に割と急斜面なので、足元が滑りそうになりそこそこ神経を使います。しかし上るにつれて眼下に広がる風景はどんどんいい感じになってゆくので、もう少し上にも…

深戸橋梁

業界でちょっと話題になっていた阿賀野川深戸橋梁。何が注目されていたかというと、新橋への架け替えに際し、旧橋を撤去する方法でした。ジャッキにより横へ滑らせて川に落っことすという、いささか乱暴な工法です。落とした後に解体して、引き上げ撤去とい…

鹿瀬へ

冬には磐越西線、只見線の順番で訪問しましたが、この時はリベンジ只見線の後に、新規開拓で磐越西線を訪れました。磐越西線にも魅力的な撮影地がたくさんありそうです。 会津若松駅 普段はお寝坊さんの自分でも、撮影旅行では早起き君に変身します。ところ…

只見川第二橋梁

蒸機現役時代の、河原と思しき場所から第二橋梁を仰ぎ見た写真を見たことがあったので、その場所へ行こうと考えました。しかし橋のたもとに到着するも、河原へ降りる道がみつかりません。もとより、道があるかどうかなんてことすら知らないし。 15:47 会津西…

只見川第一橋梁

さて、列車が来るまでの1時間、雨の中、傘を差してひたすら待つのですが、膝から下が濡れていることもあってか、段々寒くなってきます。三脚以外の荷物を地べたに置くことができないので、その重さも段々負担になってきます。重い寒いの二重苦を味わいつつも…

会津宮下へ

冬に、只見川第一橋梁での撮影に失敗したので、今回はそのリベンジとばかりに会津宮下へ向かいました。折しも「E・Eきっぷ」なる割安切符が新発売となり、ミニ周遊券のように使えるのはありがたい。これを使わない手はありません。梅雨時で天気に期待できな…

豊ヶ岡から石狩月形へ

豊ヶ岡駅の雰囲気に引き込まれ、ちょっとここで和んでしまいました。まあ、夜には怖くて来れないでしょうけれどね。 真夏ですが、ママさんダンプが保管されています。どれだけ利用者が居たのかは分かりませんが、キチンと手入れがなされています。 地名は「…

晩生内から豊ヶ岡へ

この当時、まだ秘境駅などという言葉はなく、札沼線の北側で撮影する物好きはほとんどおりませんでした。(石狩川橋梁はメジャーでしたが。)私自身、新十津川まで乗車したことはあったものの、撮影の方は貨物列車狙いで国鉄時代に中小屋と石狩当別を1度ずつ…

晩生内へ

札沼線の晩生内駅は、難読駅のひとつに数えられています。「おそきない」と読みます。そんな理由で選んだのかどうかは覚えていませんが、鄙びたローカル線の雰囲気を撮りたくて、この駅へ向かうことにしました。石狩当別以北で撮影するなんて、およそ10年ぶ…

苗穂カーブ

ついこの間のような気がしますが、再び豊平川手前の苗穂カーブにやってきました。 15:03 ライラック15号 15:09 943列車(手稲発、滝川行き) 15:16 1769M(千歳空港発、手稲行き) 15:19 ホワイトアロー9号(苫小牧発、旭川行き) 15:21 おおとり(網走発、…

6月の帰省

その年のGWは帰省しなかったこともあり、6月に有給を取って札幌へ帰省しました。もしかすると、会社が推薦するリフレッシュ休暇制度とやらを利用したのかもしれません。ある年齢以上ならば休暇中に遊ぶお金を幾らか貰えたのですが、ぺーぺーの私にはそんなも…

国鉄207系でなくて203系

国鉄最終日に撮影した写真で、貼り付け忘れたものがありましたので、遅まきながらアップします。 上野駅 常磐線 国鉄207系はJR西日本の207系とは無関係ですが、VVVFインバーター制御という点は共通です。この時、初めて207系(900番代)を目撃したわけですが…

おもしろ電車

用事があって都内で買い物を済ませた後、品川駅で列車を待っていたら、山手線ホームにチンドコ列車が到着。帰宅は止めて、反対回りで田端へ向かい、待ち伏せしました。 17:01 田端駅 103系 山手線のウグイス色、総武線のカナリヤイエロー、中央線のオレンジ…

JR化後、最初の撮影

新年度を迎え、国鉄は解体され、7つの鉄道会社に分割されてしまいました。JR貨物は全国展開の大きな組織ですが、旅客部門は6つに分けられ、営業面での不公平さは明らかでした。ガッポガッポなJR東海に対して、三島と呼ばれたJR北海道、JR四国、JR九州の厳し…

国鉄の最期

東京駅で「旅立ちJR九州号」の出発を見送ると、再び上野駅に戻ってきました。すでに日は落ちており、刻一刻とこの日の終わりに近づいています。 17:16 ひたち39号・483M 17:21 1939M・ひたち41号 クハ481のスカートのタイフォンには開閉シャッターがありませ…

旅立ちJR北海道号

な~にがJRじゃい。虫唾が走るわい。などと、老けた口調で心の中で悪態をつきながら、そのヘッドマークを眺めていました。 国鉄最終日、上野駅から2本、東京駅から4本の「旅立ちJR号」が各地へ向けて発車しました。その先陣を切ったのが「国鉄発、北海道会社…

国鉄最後の通勤・通学時間帯

夜行列車の到着が一段落すると、今度は通勤列車発着の賑わいに変わります。でも、そういう写真は撮ってません。 07:12 L特急「新特急 谷川1号・草津1号」 「グリーン車」というサボがあるんですね。 「新特急」というのは列車種別の呼称ではなく、特定の特急…

国鉄最後の朝

昭和62(1987)年3月15日 川崎駅 いちご狩り号 どういう臨時列車であったのかは不明ですが、いちご狩りといえば静岡の久能街道沿いがちょうどその時期です。国道150号線沿いには「いちごガール」と呼ぶのかどうかは分かりませんが、若い女性が立ち並び、「い…

青森経由で帰宅

陣場~白沢間の撮影は、当時のメモを見ると気分的にはあまり芳しいものではなく、中でも強風に煽られて寒い思いをしたことで、撮影を早めに切り上げたようです。その分、わざわざ青森経由で帰宅しております。周遊券の、こういう自由に乗り降りできる点は非…

白沢へ

国道7号線を南下して白沢駅へ向かいますが、その途中途中で撮影します。もう高低差はありませんので楽なものです。 09:14 白沢→陣場 あけぼの3号 左、女神山、右、男神山。特徴的な山を背景にシャッターを切りましたが、急に陽が陰ってしまって何とも冴えな…

お立ち台とは知らず

国道7号線が陣場駅南側で奥羽本線をオーバークロスする手前では、集落へ向かう道が右に分かれます。それを500mほど進むと集落があり、そこから西へ伸びる道路に折れるとすぐに、2本の川を橋で渡ります。目の前には送電塔が立ち並ぶ小山が南北に伸びており、5…

陣場へ

陣場といえば、かつて奥羽本線の蒸機撮影の名所、くらいの印象しかなく、地図を見ながら、名所であった津軽湯の沢方面ではなく、白沢方面へ足を向けていました。 05:00頃 大館駅 1620D 上り一番列車である、05:13発の東能代行き。因みに能代駅は東能代駅のお…

兄畑から湯瀬へ

田山での撮影を終えて兄畑へ移動します。 14:39 田山駅 1937D 兄畑は隣の駅ですが、駅間が6.7kmあり、歩くには時間的に余裕がありません(体力には自信有、ただし、当時)。湯瀬まで行かねばならなかったからです。 14:48 兄畑駅 1937D 当時は3両を組むほど…

田山で

花輪線といえば龍ヶ森が真っ先に思い浮かびますが、8620亡き後、そこにこだわる必要もなかろうと、5万の地図とにらめっこ。すると、田山にスキー場があって、花輪線を俯瞰するには好都合の場所のようです。 08:49 田山駅 1927D 乗車してきた列車を見送ります…