ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D60 48

matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。

D60 48は元D50 35。

D50 35の車歴は↓こちら。D50 35の旧機番は9934。

http://d51498.com/db/D50/D5035

昭和41(1966)年8月5日 郡山機関区

背後の木造建物は郡山客貨車区の事務所。

一見、外観的特徴の少ない48号機ですが、キャブ屋根が延長されています。また炭水車には3000リッターと思われる巨大な重油タンクが鎮座しています。リベット構造の炭水車に溶接構造の重油タンクが載るというのも、時代が交錯しているようで興味深いです。

D60に改造されたD50の最若番は31号機で、D60 44になりました。以下、D50 32→D60 45、D50 33→D60 69、D50 34→D60 53、D50 35→D60 48、D50 36→D60 66となっており、D50 36号機が富良野機関区所属機で、他の5輌は追分機関区所属機でした。D60に改造されたD50は状態不良機だったので、厳しい環境下で運用された北海道の若番機は状態が悪かったのでしょうかね。D51の増備により、玉突きで追い出されたと考えることもできるでしょうけど。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D60/D6048

 

ここ半月ばかり、毎日、日本のどこかで地震が起きていますね。小規模のものが多いですが、何とも不気味です。数分後には13年前の再来が・・・は決して空想の物語ではありません。