ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

ムカデが歓迎してくれた穴山

穴山駅へ向けて歩を進めます。跨線橋の先で上下線が分かれて、それぞれ単独のトンネルに入るのですが、上下線の間には上に上がる道路があるので、そこでカメラを構えました。

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12:39 新府→穴山 アルプス3号・こまがね3号

グリーン車を含む、堂々の11両編成ですが、前4両が岡谷で分かれる飯田行きの「こまがね3号」です。「アルプス3号」は松本行き。

 

工事用の資材が置いてあって、そのあたりでボ~ッとしていたら、何やらモソモソ動いているものがおります。ちょっと近づいて見てみると、おお、これがムカデか。色が派手。でかい。気持ち悪い。刺されたらヤバイ。すぐにその場を離れました。あ~、胸がドキドキ。

 

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12:55 あずさ9号

松本行きのこちらは堂々の12両編成。よ~く見ると、後ろから6両目の窓が他の車両に比べると高い位置にあります。おそらくサロ481改造のサロ183形式1050番代かと。その前寄りもグリーン車で、通常のサロ183形式1000番代でしょう。

 

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12:57 穴山→新府 554M

小淵沢発、立川行きです。「あずさ9号」を撮影してから速攻で移動して撮影した模様。コンクリートの状態から見て、複線化の際に線増された方でしょう。ウィキによれば、昭和46(1971)年9月に、新府(当時は信号場)~穴山間は複線化され、同時に両停車場はスイッチバックを解消したようです。

 

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穴山駅に到着しました。新府からは3.5kmで、撮影しながらプラプラ歩くには程よい距離かと。

 

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13:45 432M

松本発、甲府行きです。思いもかけず、湘南色でした。下の写真と合わせて、スイッチバック時代の線路がそのまま残されています。

 

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13:48 アルプス5号

季節臨時急行列車で「アルプス5号」は岡谷行き、甲府までは身延行きの急行「みのぶ」を併結していました。

後部標識灯、向かって右側が切れているような・・・。

 

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14:36 あずさ12号

 

ムカデにゾッとした撮影は、少し早いですがこれにて終了です。

 

昭和61(1986)年5月18日