ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

塩山で

線路端の次は俯瞰だ!と思ったのかどうかは覚えていませんが、以前、出張の時に列車で通過した際、車窓から好撮影地だと心に留めていた場所だったのかもしれません。でも、相変わらずの厚い雲の下、時折小雨がパラつくといった状況で、さほど感度のよろしくないKR(ASA64)にさほど明るくない望遠ズーム(f=4.5~5.6)
で俯瞰だなんて、TPO無視も甚だしいのではないじゃろか。

確か塩山で下車して勝沼方面へ、ちょうど駅間の中間あたりまでテクテク歩いたような気がします。グーグルマップで確認すると、登ったと思われる山が確認できます。

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13:31 勝沼→塩山 547M
立川発、甲府行き。勝沼はぶどうの産地で、周辺は果樹園だらけです。勝沼駅は「勝沼ぶどう郷駅」に改称したんですね。

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13:44 勝沼←塩山 554M
小淵沢発、立川行き。115系普通列車は、ほとんどが立川や高尾発着です。左上に見える山が、地名の由来となった「塩ノ山」。「塩」とはあるけれど、岩塩が獲れるわけでもなさそうです。「四方」から見える山ということで「四方」が訛って「塩」になったという説があります。余談ですが、中央本線にある「四方津」は「千と千尋の神隠し」の舞台です。

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14:02 アルプス4号
南小谷発、新宿行き。所要時間、5時間35分。今の人たちは、直角シートにこれだけの長時間、座り続けることができるでしょうか。

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14:13~14 433M・556M
433Mは立川発、松本行きで所要時間は5時間13分。556Mは甲府発、立川行き。俯瞰撮影だと、すれ違いシーンに出会えるチャンスが大きいかも。

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14:22 不明
時刻表に載っていない列車です。他の列車は定時で通過しているので、遅れてきたわけでもなさそう。ヘッドマークらしきものが貫通扉に見えるので、団体列車なのかもしれません。

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14:25 あずさ11号
グリーン車を2両連結した堂々の12両編成。これで食堂車があれば完璧なのですが。

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14:49 560M
甲府発、立川行き。1/60なので気持ち流し撮り

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15:01 あずさ12号
登った山はすっかり伐採されております。28mmレンズ使用。

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15:12 単5288列車
EF64重連単機もこんな撮り方では迫力ゼロ。こちらは50mm
レンズ。

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15:55 アルプス56号
急行「アルプス」は、臨時列車が何本も設定されていました。「9号」「11号」「12号」は夜行急行列車(勿論、寝台車などありません)で南小谷とを結んでいましたが、「53号」「55号」「57号」「59号」といった臨時の夜行急行「アルプス」も設定されていました。これらは往路だけで復路はありませんでした。

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16:02 あずさ14号
松本始発ですが、休日などには白馬が始発となります。

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16:08 かわぐち・かいじ
河口湖行きの「かわぐち」と、甲府行きの「かいじ」が併結された季節急行列車です。

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16:20 臨時列車
お目当てのEF15牽引14系客車列車が来る頃には雨が降っていたような気がします。1/60の開放5.6fです。周辺光量不足が目立ちます。バシャバシャシャッターを切りました。

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16:32 アルプス58号
山を下りて塩山駅に戻る途中で。上から見えていた鉄ちゃんのものと思われる車がまだおりました。

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17:00頃 塩山駅 330M
甲府からの塩山止まりの列車です。所要時間23分間の区間列車です。

おそらくこの後の上り急行「かいじ」で帰宅したのだと思いますが、武蔵小杉へ向かうために、立川から南武線に乗り換えたのでしょう。まあ、そんなこたあどうでもいいですね。

昭和60(1985)年4月7日

京都のアニメ製作会社が放火されて、70人近くも死傷者が出るという、いたましい事件がありました。放火の犯人は、所持していた免許証から埼玉在住の41歳の男と発表されていますが、本名は明らかにされていません。なんでかな~。精神鑑定?大物?大物の関係者?通名?よりにもよって、会議のために出入りのセキュリティーを低くしていたところを突かれて、建物への侵入を許してしまったそうです。それは偶然だったのか、それともそれと知っての計画的だったものなのか。こうした無差別殺人を防止するためにはどうしたらよいのでしょう。それまで、製作会社に対して脅迫めいたメールが何通も送り付けられていたと社長は会見で述べていますから、それへの対策も気になる所です。犠牲者の中には「なっちゃん」のように夢を抱いてアニメ製作の世界へ飛び込みアニメーターになった人もいたでしょうし、そしてその作品に励まされ勇気付けられたファンも数多くいるでしょう。犯人が重体で、事件の真相が解明されるにはまだ時間がかかるので、軽々しいことは言えませんが、そうした人たちの思いを命とともに一瞬で奪い去った犯人は、どんな理由があろうとも、決して許されるべきではありませんね。