ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

二日目の「SL東北100年号」午前中

似たような写真ばかりでは飽きてしまうので、この日は趣向を変えて撮ろうと、多分そう考えたんだと思います。さて、結果は。

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仙台駅 阿武隈急行のキハ22

この1年前に国鉄丸森線から私鉄に変身しました。列車は仙台発着ですが、会社の路線は槻木(つきのき) - 丸森間だけでした。この1年後に晴れて福島まで全通し、現在に至ります。車両は、国鉄時代から借り入れているキハ22 148で、全通時に電化開業も行い、JR東日本に返却されました。

 

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08:21 陸前山王駅 525M

さあ、今日もがんばんべえ。でもこの塗色では正直、力が入りません。JR東日本車で、いいなって思ったのは651系だけです。お召し電車のE655系ですら、だっせ~。つか、キモイ。

 

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08:38 仙台港←陸前山王 9541D

朝から満員の乗客を乗せて「未来号」は臨海鉄道を快調に駆けてゆきました。北海道のキハ48は、わずか7両が苗穂と旭川に配置されているだけですが、本州では100両以上もの勢力がJR東日本JR東海で活躍しています。融通が利くのはキハ40ですが、キハ48の方が安くて定員が多い。

 

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09:15 仙台港→陸前山王 回送列車?

仙石線の築堤の法面からです。白いガードレールのある道路からここまでは、当然、臨海本線を歩いて来ました。内緒ですよ。列車が来たら、線路から離れる、それだけで済んだ時代です。線路の両側に広がる水田は今は全くありません。

 

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09:36 仙台港←陸前山王 SL東北100年1号

ようやく煙が見られました。極めて普通の写真ですが、自分としては珍しい方です。どんだけひねくれてんねん。SL列車の通過後、仙石線の電車が面前を横切っていきました。そうだよ、これだよ。

 

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09:52 多賀城中野栄

ということで道路に戻ってきました。あわよくば交差するシーンを撮れるのではないか、と。

 

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10:57 仙台港→陸前山王 不明列車

前哨戦の貨物列車ではダメでした。

 

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11:17~19 仙台港→陸前山王 SL東北100年2号

そううまくゆく筈がありませんね。宝くじの末等ってところでしょうか。それにしても稲の碧さが眩しいです。林立する送電塔の偉容も半端ありません。実に個性的な風景です。

午後の部まで2時間ありますが、その間の記憶は当然空白です。

 

昭和62(1987)年9月13日