北陸本線の津幡駅から七尾線は分かれますが、分かれて最初の駅が中津幡です。どうしてここで下車したのかはさっぱり思い出せません。
まずは未明の金沢駅から。
06:18頃 金沢駅 加越2号
この日の「加越2号」はボンネット車ではありませんでした。まあ、普通はこうです。
06:33 北陸
機回し
「北陸」のテールマークの照明が消されてしまいました。残念。
結構、雪が降っています。ちょっと心配になりますが、これが良い結果をもたらします。
07:15 中津幡駅 329D
金沢から20分足らずで到着。乗って来た列車を見送ります。画像の右側が暗くなっています。撮影していた当時は知る由もありません。
貴重な客車列車も、当時はさほどありがたみも感じず、せっかく来たから撮影しとこう、くらいの気持ちでした。そしてここでも画像の右側は暗くなっています。スキャナの不良ではなく、カメラの露光ムラです。
実はこのカメラ、中古で入手したキャノン旧F-1でした。電池がなくても動作する機械式シャッターのカメラが予備に欲しかったので購入したのですが、購入した足ですぐに試し撮りをして、カメラの不調が露見。すぐに購入した店に持って行き修理に出しました。そして今回が修理から上がって最初の撮影だったのです。悔しいことに完全に良くはなっていませんでした。信頼のキャノンだったのに。
ちょっとした足場があったのでそこに上がりました。F-1での撮影。
新雪がいい感じで景色を作ってくれました。F-1は露光ムラを作ってくれました。こんにゃろ。
ここが今はどうなっているのか、ちょっと気になってストリートビューを見てみると、見事に宅地になっていますよ。
メインの「SLときめき号」です。枝の雪はすっかり解け落ちてしまい、ちょっと残念なところです。煙は最初から期待していなかったのでこれでよし。あぜ道で汽車を見送るご婦人の姿が印象的です。3枚目がF-1。露光ムラがなくても、ここまで引いちゃうとつまんないですね。
本津幡駅が見えます。「SLときめき号」は「能登路2号」の通過待ちでしばし停車しておりました。ということは、発車時に煙を上げるのか?
09:37頃 本津幡駅 SLときめき号
煙、上がった~。でも、だから何?という感じの写真。
この場所での撮影は終了。
本津幡駅
せっかくなので、中津幡へは戻らず、本津幡に来ました。もっとも、中津幡と本津幡の間はわずか1.1kmしかありません。現在、駅前は整備されてだいぶ様子は変わったようですが、この駅舎は今でも残っているようです。
10:47 本津幡駅 337D
撮影結果を知ることもなく、意気揚々と次の撮影地へ向けて移動するのでした。
昭和63(1988)年2月13日