ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

七尾線の高松で

俯瞰症を患っていたので、この日も俯瞰狙いです。地図でアタリを付けていた場所へ行ってみるも、いささか残念な結果となりました。

ここはどこねん。しらんがな。

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09:27 高松駅通過 能登路2号

野球場の照明塔が見えます。獣道から覗き見た感じ。海も列車も見えるし、順光だからまあいいか。

 

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09:53 SLときめき号

冬の日本海なのにブルーだねえ。

 

山を下りて横山側に移動し、道路からの撮影。午後にはすっかり曇ってしまいます。ブルーだった海はグレーと化し、こっちの気分もブルーになってグレちゃうぞ。

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13:43 横山→高松 能登路7号

写真で見ると沿線はごちゃごちゃに感じます。当時は絵作りに無神経でした。

 

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14:33 横山←高松 354D

海の方から怪しい雲がみるみる近づいてきます。

 

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14:45頃 高松駅発車 SLときめき号

下り普通列車と列車交換をした後、「SLときめき号」が発車する直前に、急に吹雪いてきました。マジか。この時、ウォークマンを回して録音もしていますが、一気に吹雪き出して風吹き音がボーボーと、そして重い雪がマイクを叩く中、苦し気な汽笛の音がかろうじて収録されています。汽笛が苦し気な割には、煙をあまり吹き上げることもなく、淡々を発車してゆきました。

列車が走り去った後、何事もなかったかのように吹雪も過ぎ去り、静寂の中に自分の溜息だけこぼれ落ちたのでありました。orz

 

昭和63(1988)年2月12日