ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 348とC58 350

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年12月27日 釧路機関区

車歴は↓こちら。

C58348 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

煙突を介して、二枚の除煙板を跨ぐように設置されたツララ切り、釧路区のC58の特徴です。補助灯は、シールドビームではない後部標識灯のようなもの。

朝の凍てつく中を蒸気に身を包む姿は、機関車の鼓動を感じさせるワンシーンです。

釧網本線の他に、釧路~根室間の運用にも就いていました。

 

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昭和43(1968)年3月 大分運転所

車歴は↓こちら。

C58350 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

K-7タイプの門デフ装備車です。昭和41(1966)年10月、大分国体の際にお召列車を牽引したそうです。車体がキレイなのは、その時の名残というよりも、日々の整備の賜物ではないかと思います。

ナンバープレートの上方に貼られた「架線注意」札は、熱さまシートのようです。

 

北と南の機関車。同じ形式なのに製造会社が異なれば生い立ちも異なり、それ故に形態にも随所に差が出ています。狭い日本と云われても、やはり南北の差は大きいようです。