ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 385

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和46(1971)年2月17日 下関運転所

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51385

本州の北端から西端まで広域に転配された経歴の持ち主です。

この画像当時は、下関所での入換専用機だったようです。吹田第一区や米原区のように除煙板を撤去するようなことはありませんでした。

前照灯がLP405シールドビームというのが、何だか侘しさを感じます。

東北時代は戦前だったためか、旋回窓は設置されていません。

炭水車は戦時型1024号機の舟底形10-20形式と振替えています。台枠がないのでそれと分かります。平区や水戸区のメカニカルストーカー装備機への対応になります。

細かいポイントとして、担いバネカバーの前面と側面の突き合わせが、通常アールとなるところが角ばっています。工作の簡略化でしょうか。

何の縁があったのか、現在は千葉県鎌ケ谷市に保存されています。

後方に見えるEF65-500やEF58の存在も気になる所です。