ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 386

田中 泰三様と撮り人不明様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和45(1970)年9月25日 新見機関区

 

昭和45(1970)年12月14日 岡山機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51386

後藤式集煙装置を載せて、山間の伯備線で奮闘する姿が思い浮かびます。乗務員にとっては過酷な仕業でしたが、ファンにとってはトキメキ以外の何物でもなかったでしょう。いのうえ・こーいち著の「昭和の鉄道情景 活写②」には、布原三重連の添乗記と新見機関区の情景写真などが掲載されており、当時のファンの熱き思いのほとばしりを感じることが出来ます。

くるくるぱーは嫌われても、集煙装置を装備したD51の姿はファンには好意的に受け入れられていたようです。

ランボードがシリンダ部で段差ができています。大丈夫かいな。

真ん中の画像の左奥には、築堤線に留置された廃車体の姿が見えます。この頃からDLが配備されるようになり、機関区の景色は激変することになります。