matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。
昭和42(1967)年2月16日 門司機関区
準戦時型の写真というのはなかなか目にしませんが、なんせ戦争時下で軍による統制がキツクなってきたため、駅や機関区で写真を撮ろうものなら「スパイ発見!」とばかりに憲兵にチョッピかれかねない時代でしたからね。
九州の機関車らしく、リンゲルマン濃度計が煙突の横にあります。この場所なら煙の色と見比べやすいでしょうね。
油ポンプ箱がランボードの上に載っています。シリンダと繰り出し管の間に余裕があるように見えるのですが、なんでわざわざ。因みに繰り出し管は標準的な2段折れになっていますが、公式側は戦時設計のままと思われる1段折れとなっています。
カマボコドームとはいえ長手方向には曲面を残しており、そこが入換専用機であったB20形式とは異なっています。煙突を円筒ではなく方形筒にしたら具合が悪かったのでしょうかね。ま、あんまり見たくはありませんが。
給水ポンプの帯板を磨き上げているのはなかなか洒落ています。
それにしても石炭、積み過ぎじゃね?
車歴は↓こちら。