ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 935

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮下さい。

昭和42(1967)年8月7日 旭川駅

まだ北海道仕様に成り切れていません。でも、密閉キャブ。

煙室戸回りの手摺はお馴染みのコの字型。除煙板の縁取りが通常より太く見えます。

油ポンプ箱はランボードの下ではなく上に載っています。

巨大な清缶剤送入装置がランボードの給油ポンプ前方に載っています。上面の球状が特徴的な理研式150リッタータンクです。しかし北海道では、ボイラー水が逆流し爆発事故を起こしたことから、清缶剤は給水設備に投入する方式とし、清缶剤送入装置は撤去されるようになりました。

ATS用のタービン発電機がまだ載っていないように見えます。

蒸機ブームが展開する以前に廃車となったため、あまり記録されていない貴重なナンバーです。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51935