ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

鹿瀬俯瞰

小雨がぱらつくので、傘を差しながら伐採された斜面を登ります。伐採地は結構、土が剥き出しな上に割と急斜面なので、足元が滑りそうになりそこそこ神経を使います。しかし上るにつれて眼下に広がる風景はどんどんいい感じになってゆくので、もう少し上にもう少し上にと、結局、伐採された上限まで上がってしまいました。

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10:27 日出谷鹿瀬 下り臨時列車

この日、2本目の臨時列車が通過してゆきました。今度は地味にキハ58系です。只見線とは違って、あまり待つことなく列車がやってくるので、暇を持て余すことはありません。特にこんな雨の日はありがたいですね。

 

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10:41 鹿瀬←津川 1226列車

鹿瀬駅の津川側がチラリと見えました。小雨で少々霞んでいます。

 

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10:43 日出谷鹿瀬 1226列車

2台のカメラで撮影していますが、片やKR(ASA64)で片やPKL(ASA200)。暗い日には画質を取るかシャッターを取るか、悩ましいところなので、結局、両方を選択します。

 

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10:58 日出谷鹿瀬 227列車

227列車と聞くと、室蘭本線の現役時代の蒸機列車を思い出してしまいます。一番列車の221列車は一度しか撮影できなかったけれど、D51重連でした。国鉄最後の蒸機牽引客車列車は225列車、いわゆる「ももえちゃんの列車」で、C57 135が牽引しました。

 

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11:01 鹿瀬→津川 227列車

わずか30分ほどの滞在でしたが、次の撮影地に向かうべく、下山します。しかし撮影を終えてホッとした心に隙が出来てしまったのでしょうね。のほほんと斜面を降りている途中で足元つるん、どてっ。尻餅は一瞬のことでした。お尻と手が泥だらけ。いやいやいや。ゆるくないっしょ。幸い、薄手のジャケットを着ていたので、道路に出てからそれを腰に巻いて泥だらけのお尻を隠したのでありました。恥ずかしい年頃ですもの。

因みにこの3年後には、「C62ニセコ号」の撮影名所、金五郎山でも、雨の中すっころんでお尻を泥だらけにします。

どちらもパンツまで茶色に染まりましたよ。茶色吐息。

 

昭和62(1987)年6月21日