ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

会津宮下から会津水沼まで歩いた

前夜は、会津宮下駅で紹介してもらった宿に泊まり、早朝、まだフロントが開く前に宿を発ちました。夕食に出されて初めて食べた舞茸は結構おいしかった。朝食の代わりに、フロントには頼んでおいたおにぎりが置いてありましたので、それと引き換えに不足ないように宿代を多めに置いて、玄関のカギを開けて出ました。

この日もまずは第三橋梁狙いです。前日の裏からではなく、普通に表側からです。

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07:30 会津宮下←早戸 424D

川の奥には、前日撮影した道路が見えます。いつもは大谷川を渡るシーンでしか撮影していなかった列車です。

 

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07:44 会津宮下→早戸 423D

いつも朝一で会津若松から乗車している列車です。

遠景の場合、どこまで風景を入れるべきか、列車の大きさとのバランス次第でしょうけれども、この頃はそんなことなど全然考えていなかったような気がします。写真よりも遥かに解像度の低いビデオ撮影をするようになってしばらくしてから、真面目に考える様になったんだっけか。ハイビジョンや4Kになろうとも、列車が風景に負けてしまうと、映像の魅力は半減してしまいます。

 

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08:29 早戸→会津宮下 426D

ここも定番ポイント。道路(国道252号線)からの眺望になります。今は覆道になっているようですが、覆道の外にはちゃんと駐車スペースが用意されていて、撮影しやすいように整備されているようです。実際、ストリートビューを見てみると、鉄ちゃんらしき姿が数人確認できます。何か臨時列車でも走ったのでしょうね。

 

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早戸駅

ここで撮りたい気持ちを抑えて先を急ぎます。列車本数が少ないと、撮影地の取捨選択はかなり厳しいです。徒歩移動だと尚更です。畜生、空飛びてえ~。時速は91km/hでいいからさ。

 

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09:40 会津水沼←早戸 425D

早戸駅を過ぎて間もなくの所では、ちょっと印象的なコンクリートのアーチ橋が目を引きます。

 

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12:44~46 会津中川会津水沼駅 430D

会津水沼といえば、第五橋梁。大俯瞰をやらかしますが、雪が降ってきて風景は霞んでしまいました。嫌がらせか。

 

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14:11 会津水沼駅 429D

はい、御ひとり様、お帰りで~す。マジ疲れた。当然、キハ58に乗車。

 

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14:55 会津塩沢駅

車窓をぼんやり。ある意味、至福の時。今や赤ん坊を背中におんぶする姿って、あまり見かけなくなりました。赤ん坊と一緒に家事をするなら、前抱きよりもおんぶの方がやりやすいでしょうから。昔の母親は本当に家事に忙しかった。

 

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15:44 大白川駅 436D・429D

福島県から新潟県に入り、終点の小出まであと45分です。三日間の撮影旅行もあっという間に終わり、翌日から仕事です。あ~あ、憂鬱。

 

会津宮下での宿代ですが、後日、超過分は現金書留で返金されました。1000円かそこらだったのですが、郵送料・書留料分と手間のダブルで、先方に負担をかけてしまいました。申し訳ない。「ふるさと荘」という宿でした。温泉は飲めます。

 

昭和63(1988)年1月17日